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【講演】弁護士さんと考える「お墓の困りごと」

昨年に引き続き、

兵庫県伊丹市のラスタホールにて、

ラスタホールと、NPO法人あなたらしくをサポート(愛称 らしーく)さんとの

協働事業に参加をさせていただきました。

 

昨年は、「あなたの隣に潜むジェンダーの落とし穴」と題して、

私が日頃から持っているジェンダーに関する問題をお話させていただいた後、

ジェンダーにも関連する「お困りごと」(具体的なケース)を参加者の皆さんが

グループに分かれてお話をされました。

 

今年は、テーマを「お墓の困りごと」として、

私からは、改めてお墓に関する基本的な法的知識をおさらいさせていただいた後、

「一人っ子同士のお墓について」や、「実家のお墓に入りたい」といったテーマを足掛かりに

グループにてお話をされました。

お墓の話は、誰しもが避けては通れない話題であり、最近は、従来の概念に縛られない

葬儀の形やお墓の在り方等を良く見聞きします。

ご参加された皆さんの関心も非常に高く、話題が尽きないご様子でした。

 

家制度はなくなったものの、まだお墓は「家(イエ)」のもの、代々引き継ぐべきもの、

しかも、男性(息子)が引き継ぐもの、といった考え方も根付いていますね。

反対に女性(娘)には、いわゆる「嫁ぎ先の家」の墓(守り)があるから余計な迷惑をかけられないとか、

娘は実家のお墓には入れないのではないか、といった考え方も広く行きわたっているように思います。

 

私自身も、この機会に、ぐんっとお墓に対する興味が出てきました。

「お墓」ってなんだろう?誰のための「お墓」なんだろう?

といったことも考えていきたいと思います。

 

〔N〕

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